祖先参りー 真子みほ

 

以前、旅行の話を書いた時に、
あとちょっとで
47都道府県と言っていたのですが、
2月の末にとうとう制覇しました。

 

記念すべき最後の地を
どこにしようかと半年くらい前から
考えていたのですが、
祖父の故郷、佐賀県を選びました。

 

私の地元静岡県は母の実家で、
父は宮城県出身です。
父の母は宮城県、父の父が佐賀県でした
(因みに母の母は岩手の人なので
私は東北の血が濃いのです)。

 

祖父母は満州で結婚し、
父の上の兄姉3人は満州生まれ。
戦後祖父がソ連に抑留され、
祖母は義母と子ども3人を連れて
佐賀に帰り、義母の亡くなったあと
宮城に帰ってきたのだそうです。
開放された祖父が帰国し、
宮城で家族と合流できてから
父が生まれました。

 

また祖母は日本に帰る途中、中国の人に
子どもを連れていると大変だから
育ててあげるよとも言われたようで、
渡していたら伯父伯母たちは
中国残留孤児だったわけです。

 

すごい話だなと思いつつも、
これは特別のものではなく、
当時数限りなくあった人々の
歴史のひとつにすぎません。

 

祖父母が亡くなってから
父は佐賀の親戚を初めて訪ね、
祖父の生まれた土地を知りました。
私も行ってみたいと思いつつも機会がなく、
ようやく訪れることができました。

 

とはいえ事前に
その地域の場所を聞きそびれ、
案外駅から遠かったので
あの山の麓かと仰ぎ見ただけで
帰ってきたのですが、
街中に同じ苗字を掲げた商店があったり、
公園の戦没者慰霊碑に
同じ苗字の人ばかり並ぶ地区を見つけたり、
図書館で市民の戦争体験集を読めたりと
なかなか良い半日でした。
次回はちゃんとお墓参りをしたいものです。

 


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