記憶力が悪い話 ー 渡邉知樹

 

ぼくは記憶力がとても悪いのですが、
それを証明出来るような
エピソードがあるので
今日はそれをご紹介します。

 

ヒッチハイクで旅をしている時、
食費や銭湯代などを稼ぐために
街中で似顔絵を描いていました。

 

 

ある寒い夜、
街中で似顔絵を描いていた時、
とてもきれいな女性が来て

「これ良かったら飲んで下さい」

と言って暖かい缶コーヒーを
くれたことがありました。

 

そのまま帰ってしまいそうだったので

「良かったら似顔絵描きますよ!」

と言うと、笑って立ち止まったので

「缶コーヒー頂いたんで、
お礼に、もし時間があれば」

と付け加えました。
すると

「え? 本当ですか?」

と言いながら、
カバンを探り始め

「これ、5分前に
あなたに描いてもらった似顔絵ですよ…」

そう言って、ぼくに描かれた似顔絵を
カバンから出したのです。

 

たしかに
「とてもきれいな女性」が来たと思ったし、
その頃は30分くらいかけて
似顔絵を描いていたので、
それだけ長い時間
じっくり見ていたにも関わらず、
5分後には忘れてしまっていたのです。

 

かれこれもう20年近く前の話なので、
今ではもっと記憶力が
悪くなってると思います。

 

忘れっぽいのをどうにかする努力も
必要かもしれませんが、
ある意味ポジティブに、
歳をとればとるほど
忘れっぽくなる自分を(そして他人を )
受け入れることも
大切なんだろうと思います。

 

 


ブログ/渡邉知樹のぺぺぺ


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