登場人物全員がハッピーになる/「トイ・ストーリー」シリーズ ー 大場綾

 

 

「スクール・オブ・ロック」を観た。

 

最初と最後のライブシーンは

「密だ!」

と時節柄落ち着かない気持ちになったが、
実に楽しい映画だった。

 

クラスの生徒全員に役割を与え、
能力を活かすことができるデューイ。
先生にめっちゃ向いている感じ、
私も克子さんに同意。

 

加えて、典型的なお堅い教育者と見えた
校長先生のチャーミングな部分を
早々に引き出し、
進学校のおっかない親たちの心も溶かし、
全員ハッピーの見事な大団円。
エンドロールを観ながら
一人にこにこしてしまった。

 

唯一、デューイの友達の彼女だけは
大団円に含まれなかった。
安定した仕事と生活にこだわって
彼氏の本心をないがしろにしたから。
でも彼女なりに二人の未来を
大事にしていたとも言えて。
私も女性だし
安定した生活を大事にしているからか、
そこだけ少しザラッとしたものが残った。

 

チャーミングな校長先生は
ジョーン・キューザックの顔芸が
炸裂していた。
「アダムス・ファミリー」の
悪女役も最高なのだが、
「トイ・ストーリー2」から登場する
カウガール人形ジェシーの声でもおなじみ。

 

全員ハッピー大団円といえば、
私が見た限りだと
「トイ・ストーリー」シリーズが
極北だと思う。

 

「2」はプロスペクター、
「3」はロッツォ、
「4」はギャビー・ギャビーという
敵役が登場する。

 

プロスペクターとロッツォには
お仕置きでありつつ
幸せの予感もする新しい生活が与えられる。
ギャビー・ギャビーは
そもそも途中から敵を降りる。

 

また「4」の移動遊園地のシーンで、
あるキャラクターが
ちょっと気の毒だったのだが
映画が終わってエンドロールの
最後の最後でそこが見事に回収されいた。
驚くとともに「よかったねー!!」と
またにこにこさせられた。

 

さすがディズニー。
そして、何が何でも全員幸せにする!
という強い意志とその徹底に、
少しおののく。

 

 


大場 綾ブログ「kusamura.com」

 


2020年05月17日 | Posted in 余談Lab, clue topics, 映画に学ぶ, 大場綾 | | No Comments » 

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