時間があると本が読めない? ー 土屋裕一

 

この自粛期間に本を読もうと思った方。
きっと少なくないはずです。

 

かく言うぼくもそのひとり。
自粛期間に入ってまずしたことといえば、
友人の本屋さんで
本を山盛り買うことでした。

 

8冊買って、読み切れたのは2冊。
なんということでしょう。
難しい本を買ったわけではないのに。

 

心置きなく本を読むのだ!

と気合いを入れて、
20冊くらいを選抜して
車で出かけた近所の山。
チャレンジはあえなく失敗し、
気持ち良さに爆睡。

 

先日、オンラインサービスを使って、
全国の本好き仲間と話す機会があり、
みんな同じ「症状」だと聞いて
安心しました。

 

生活には「余暇」が
大事なのかもしれません。
辞書的な表現をすると、
やるべきことのすき間に
ぽっかり生まれた時間です。

 

たしかにそういった時間のほうが、

「あと2ページ読みたかったのに!」

と後ろ髪を引かれる思いで
本を読みますよね。

 

今回、多くのひとにとって、
ふいに訪れた長すぎる「余暇」は、
不安もつきまとい、気持ちが宙ぶらりん。

 

思わぬかたちで、
学校、仕事、やるべきことの存在が、
生活にメリハリをつけていることを
痛感したのでした。

 


「本屋写真館」web


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