やっぱり数字は暮らしの中に ー yuri

 

とある事情で、
4台焼く予定だったケーキを
5台焼かないといけなくなった。

 

1台多く焼く、というだけの話なのだが、
そう事はうまくは進まない。

 

まず前提として、私のお店の設備で
一度に焼ける上限は4台である。
ミキサーのサイズ上、
4台分の生地しか作れない。
なので持っている型も、
1種類につき4個しか持っていない。

 

パウンドケーキの型(細長い型)と、
ホールケーキの型(丸い型)とがあって、
持っているガスオーブンに
パウンド型は1度に4台、
丸型は3台までしか入らない。
サブのオーブンとして、
ちいさな電気オーブンが1台あって、
そちらにはパウンド型は2台、
丸型は1台焼ける。

 

当初は丸型で4台焼く予定だった
(ガスで3台、サブで1台)のだが、
その時点でもうこれ以上焼けない。
手持ちの型でどう焼けば
5台焼けるのか考える。
ガスオーブンで当初の4台をパウンド型で、
サブの電気オーブンで
追加分の1台を丸型で焼けば、
問題なく焼ける計算である。

 

さて、残る問題は生地である。
前にも書いた通り、私のミキサーは
5台分の生地を作ることはできない。
が、ケーキが5台、焼ければ良い。

 

なので、
1台分の『容量』を増やす、には、
生地ではなく、そこに混ぜ込む、
具材で、増やすことは可能である。
ケーキとして成立し、
かつちょうど1台分の容量を増やしたい。
私のケーキのレシピの中で、
一番多くケーキに混ぜ込む具材が多いのは、
「自家製あんこのパウンドケーキ」
ちょうど今朝、
あんこを炊いたばかりだった。
これはラッキーだったとしか
言いようがない。

 

 

あんこのパウンドを焼くときはいつも、
3台分の生地を作り、あんこを混ぜると
だいたい3,8台分できる。
その0,8台分はいつも、
一回りちいさな型に入れて焼くと
ちょうどぴったりになるので
いつもそうしていた。

 

その計算を、4台分に直すと、
5台のケーキを焼くことができる。
計算と経験値が見事合致した瞬間である。

 

計算と実際の作業では
また違った誤差や腕力の問題など、
悪戦苦闘の果てに疲れ果て、
これならそもそも
3台と2台に分けて焼いた方が
脳と体力の消耗は
少なかったんじゃなかろうかと
ほんの少しだけよぎったりもしたけれど、
それはまた別の話。

 

 


「CAFE & BAKE momomo」web

 


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