つち ー したたむ(夏樹)

 

世界的にも大きなインパクトをもたらした
COVID-19。
したたむ のある掛川市でも
感染者が出てしまい緊張が高まったが
過疎化の進んだ我が集落では
密になる心配は無く
緊急事態宣言が発令された際も、
生活が大きく変わることはなかった。

 

ここに居ると世間との温度差があり
時間の流れ方に違いがあることに気が付く。

 

 

 

「山中無暦日(さんちゅう/れきじつ/なし」

山の中では時の経過など
あまり気にしないので暦はいらない

という意味の禅の言葉。
わかり易く私たちにフィットする言葉だ。

 

この言葉を教えてくれたのが
妻の妹の義理の父にあたる、
県内屈指の庭師だった光さん。
我が家の周りを取り囲む
放置竹林の対処法を相談した際、
「つち」という言葉も一緒に教えてくれた。

 

大つち・小つちがあり
土に触れてはいけない
7日間のことを指すそうで
大つちは偶数月の始めのほうから7日間
小つちは大つちの期間が終了してから
1日空けて7日間とされている。

 

つちの日は木にとって
不調な時期とされていて
つちの日に伐採を行うと、
虫に入られてしまったり
木が腐り易くなるそうだ。

 

つまり竹を切る場合も、
資材として切り出すのか
駆除するために切り出すのかで
「つち」を元にした
適切なタイミングがあるというのだ。

 

 

もともとは宮大工さんの間で
古くから伝えられていた
迷信のようなものらしいが
現代でも木に携わる方は
これを大切にしていると言うのは
とても面白い。
また、これと同じ考え方が
西洋にも存在しているというのは
実に興味深い。

 

ナチュールワイン作りの手法の一つ、
「ビオディナミ」農法をご存知だろうか。

 

有機農法よりもさらに踏み込んだ農法で、
月や惑星の動きを考慮した
調合剤によって土壌に活力を与えたり、
太陰暦に基づいて農作業が行われる農法だ。

 

ビオディナミカレンダーにつち表を重ねると
恐らく、面白い関係や発見が
見つかりそうな気がする。

 

最近知った「つち」に関するお話しでした。

 

「したたむ」web


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