野球の聞こえる音楽 ー 青羊(けもの)

 

今まで無縁だった “ 野球 ” の文字が
気になり出した。
昨年の後半くらいからだ。
スワローズファンが
周りに多いことに気づいた。

 

決定的なのは今年初めに一緒に練習した
ピアニストが大の野球好きだったことだ。
一緒に曲を作ろうということになったので、
野球がテーマだったら面白いかもと思った。
それに、野球のイメージ皆無の私が
曲を作ったら、ギャップがあって
面白いのではないかとも思ったのだ。

 

先ずは野球について知ろうと思い、
映画の詳しい知り合いに
野球のお勧め映画を尋ねた際、
ついでにお勧めの小説も教えてくれた。

 

それが「守備の極意」(チャド・ハーバック著、土屋政雄訳)だった。
上下巻合わせて
700頁ほどで構成されていて、
570頁あたりまで読み終えた。

 

 

主人公の大学野球部のヘンリーと
彼を取り巻く人々の苦悩に一緒に喜び、
驚き、悲しみ、登場人物たちが
愛おしくて堪らなくなる。
実は野球のルールがわからなくても
かなり面白い。
それに “月”にかかる修飾語が
いちいち美しくて
何度もうっとりしてしまう。

 

この小説の前に
「サンセット・パーク」(ポール・オースター著、柴田元幸訳)を読んだのだけれど、
主人公の息子と父の会話には
野球選手が度々登場し、
重要な意味を持っている。
また「ホーム・ラン」(スティーヴン・ミルハウザー著、柴田元幸訳)は
立ち読みしたら面白かったので
気になっている。
アメリカ文学と野球は
近い場所にあるのかもしれない。

 

まだ出来てはいないけれど、
野球をテーマにした曲作りのため、
もっと小説を読んだり
調べたりしようと思っている。
とりあえず、ショートが
どこのポジションなのかは、
もう知っている。

 


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