8.23の檜垣さんへ

 

8.23の檜垣さんのコラムについて。

 

以前、「ひらめきのタネ」に
書き込みをしている
「けもの」の青羊さんが、
盛岡で柴田元幸さんと
朗読コンサートを開催し、
お邪魔してきました。

 

恥ずかしながら、柴田さんのお名前は
存じ上げていたものの、
翻訳界については全くの無知で
観覧させていただいたのですが、
もう、あっという間にぐいぐい引き込まれ。
以来、「翻訳」という言葉に
敏感になった気がします。

 

さて、受験において、
みなさんが嫌いなものの1つに
「和訳せよ」というものがあります。

 

前にも檜垣さんへのお返事
書いたと思うのですが、
特に中学高の定期テストあたりだと、

彼は彼の父に、
彼の自転車を直してくれるよう頼んだ。

みたいに訳さないと減点されるんです。

 

なんか日本語がおかしいぞ!
むしろ何言っているかわからん!

という気持ちをぐっと抑え
「和訳」問題に関しては、
諦めて忠実に訳して欲しいのですが、
長文問題の場合は別。

 

どうやったら早く英文が読めますか?

というのは、毎年何回もされる質問ですが、
個人的には

「状況をイメージできるかどうか」

がカギだと思います。

 

しかもそのイメージは
その文章の大意から逸れなければ
なんだっていいんじゃないかと。
自分なりに英文を読んで
好きなように翻訳していけばいいのです。

 

例えば、

月曜の朝、トムはリュックを背負って
自転車で学校へ向けて出発しました。
途中、どうもリュックが
軽すぎる心地がして、一度立ち止まり、
リュックを開けて確認すると
今日の英語の授業で使う辞書が
入っていないことに気がつきました。
トムは慌てて、
近道をして家へ戻ろうとしましたが、
その道は険しく、
タイヤがパンクしてしまい、
結局、自転車を手で押していくことになり、
大きく時間を費やしてしまいました。
トムは父に自転車を直して欲しいと頼み、
近くのバス停から
バスで学校へ向かいました。

と訳すのが正確な英文があったとすると、

 

自転車で学校に行こうとしたら、
途中で忘れ物に気付いて、
「ヤベー!」って感じで、
ダッシュでショートカットかましたら、
チャリがバキバキになって、
父ちゃんに直してもらえるよう頼んだんだ。
で、結局バスで来たわけよ。

という具合に。

 

教えていても、
前者のように丁寧に訳す人より、
後者のように乱暴だけど
感情がこもっている人の方が
長文読解は伸びるような気がします。

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA