なにを書くのか ー 渡邉知樹

 

こんにちは。

 

これまでの1年間は
旅をテーマに書き進めてきましたが、
今回からは特にテーマを設けずに、
もっと自由に書いてみようと思います。

 

が、なるほど
自由はそう簡単なものではないようです。

 

そもそもぼくは本を読んだことが
ほとんどない。
たまたま手にした吉本ばななさんの
「キッチン」が、
初めての読書体験となったのが
20歳の頃で、それから約20年が経つけど、
最後まで読んだ本は全部で5、6冊。

 

1年ほど前に東浩紀の「ゲンロン0」を
半年かけて読んだ後は、
ペラペラと数ページだけめくってそれきり、
といった本が何冊か部屋の隅に眠っている。
ぐっすりと。

 

とはいえなぜだか詩集だけは好きで
たくさん読んできた。
詩集をペラペラとめくって、
目に入った一行にクラクラとして、
その後もことあるごとに
思い出すような言葉との出会いもある。

 

「見たものは/見たといえ」

もそのひとつ。
この石原吉郎の「事実」という詩の一節は、
ぼくの思春期と青年期の間に立つ標となって、
今でもことあるごとに
ぼくの孤独に寄り添ってくれる。

 

ぼくがここでこれから
なにを書いていくのか分かりませんが、
どんなに短くても、素朴でも、
個人的な日記のようなものであっても、
結果的にどこかの誰かの心に
引っかかるようなものが書けたらいいなぁ、
と思います。

 


ブログ/渡邉知樹のぺぺぺ


2020年10月13日 | Posted in 余談Lab, ひらめきのタネ, 絵本作家 渡邉 知樹 | | No Comments » 

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