占いのこと ー 渡邉知樹

 

ぼくが高校生の頃から、
母親は算命学( さんめいがく)という、
いわゆる「占い」の仕事をしている。

 

生年月日と性別から、
その人の人生のおおまかな運気の流れや、
仕事の適正、人との相性なんかが
分かるというもの。

 

いつからか占いブームがはじまり、
「当たる、当たらない」という言葉を
よく耳にするようになった。
そして「信じる人、信じない人」が
どんどん分かれるようになった。

 

信じない人は
単に占いとの良い出会いが無かったり、
中には必要以上に頑なに拒んでる人もいる。
信じる人は「当たる占い」が好きだったり、
誰かと共有することばかりを
楽しんでいるように見える人も少なくない。

 

いろんな人がいるけど、
信じるとか信じないとかではなく、
もっと素朴に、
自分だけの秘密のように心の傍に置いて、
いざという時に背中を押してもらったり、
もしくは耳元のささやきに足を止めたり、
そういう関係でいれたら占いというものが
より人生を
豊かにしてくれるのだろうと思う。

 

いずれにせよ占いはただの道標でしかない。
正解に見える道に行くことばかりが
正解とは限らない。
自分の心や状況と折り合いをつけながら
選択を繰り返し、
自分の人生を歩んでいくしかない。

 


ブログ/渡邉知樹のぺぺぺ


2020年11月14日 | Posted in 余談Lab, ひらめきのタネ, 絵本作家 渡邉 知樹 | | No Comments » 

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