好き、嫌い ー したたむ(哲子)

 

雑草が好きだ。

 

でも雑草なら何でも好きなわけではない。
好きなの嫌いなのを選別しながら
庭の草むしりをする。

 

好きなのは、可愛い花や実がつくもの。
例えば、イヌタデ、オドリコソウ、
ツユクサ、ドクダミ…

 

嫌いなのは、
ベタベタと服に実が付くものや、
触ると痛いもの。
イラクサ、イノコヅチ、ヌスビトハギ…

 

エコ贔屓して可愛いのだけ残して、
嫌いな草は目の敵にしてむしってしまう。

 

でも、これは私の勝手であって、
草には何の罪もない。
私が嫌っている草だって、
地球を構成しているものの一部であって、
多様な生態系の大切な要素だ。
なので、除草剤で
一網打尽にしたりは決してしない。

 

と、ここまで書いて、気が付いた。
くっつく草や痛い草も
そこまで嫌いじゃないかも、と。
むしろ少し面白がっている所もある。

 

独特の構造を進化させて、
フックや逆さトゲ、粘液など工夫を重ね、
いくら気をつけていても
どこかについてくる、
その抜け目のなさに
グッとくるところはある。

 

妥協点として、よく歩く所のものだけは
今まで通りむしるとしましょう。

 

 

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