11.23の山﨑悠貴さんへ
11.23の山﨑さんによる
「ひらめきのタネ」への書き込み
“ 終わりのない色 ” について。
先日信号待ちをしていたら、
車の上のほうが何やら
「カタカタカタカタ!」
と言い出しまして。
例えるならば、
ファミコンのBボタン連射みたいな。
高橋名人か !?
とは、もちろん思いませんでしたが、
慌てて窓を開けて見てみると、
横には大きないちょうの木。
風が吹いてたくさんの落ち葉が
車に当たった音でした。
道路を覆う大量の落ち葉。
「これは誰が片付けるのだろう」
なんてつまらないことを
考えてしまいましたが、
7センチとなると…。
落ち葉=片付けるもの
と小学生のときに叩き込まれたので、
「落ちたその後」は
考えたこともなかったなー。
さて、皆さんが今
一生懸命勉強していることも
この落ち葉に似ているかもしれません。
どんどん知識を積み重ねて
いると思いますが、
その高さにも限界があって、
次第に下の方から「分解」していきます。
そこで
「せっかく積み上げたのに!」
と焦ること勿れ。
目の前からは消えてしまったけれど
決してなくなったわけではなく、
分解され、「肥料」となって
頭の中に溶け出しているはず。
そしてそのタイミングこそが
いわゆる「血肉になる」
という瞬間だと思います。
受験は覚えることがたくさんありますが、
ただただ積み重ねるだけではなく、
「忘れても平気。
身体が覚えている」
というレベルまで
持っていきましょう。
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