コインランドリー ー 鶴岡達悦

 

少し前の話になりますが、
秋口の雨が続いた日、
洗濯物がたまりにたまった週末、
近所のコインランドリーに行きました。

 

コインランドリーが
普段どれくらい混雑してるのかは
あまり使わないのでわかりませんが、
順番待ちの人がいる程賑わっていました。

 

容量が合わないのでしょうか、
人が待っていない機種が一台空いていて、
ぼくは待たずに利用できました。

 

洗濯から乾燥まで、
一旦家に戻るほどの時間でもありません。
窓際のカウンター席はコロナ対策で
間をだいぶ空けて二席だけあって、
一席空いてたので腰掛けます。

 

洗濯を終えた夫婦が衣類をたたんで
大きなビニール袋に入れています。
もう少しで乾燥の終わる男性が、
グルグル回る洗濯機を見るともなく
見ています。
若い、スエット姿のカップルが
店内に大きなプラスチックバケットを抱えて
入ってきます。
店内は何台もの洗濯機の稼働音が
響いています。
親に連れられて来た小さな子の
一人遊びに興じる声がよく通ります。

 

カウンターにはノートがあって、
訪れた人が自由に読みかきできるように
なっています。
パラパラとめくると、
子供の描く絵から、
上手に描かれたイラスト、
イラストへの感想、称賛、
生活の悩み、苦しみ、共感、
ランドリーを使う理由、などなど、
老若男女問わず、
好きなことを書いていました。

 

ページをめくるごとに、
まったく別の世界が広がり、
普段見ることのできない
人々の飾らないリアルな一端を
見ることができます。

 

ぼくも思わず書いちゃいました。
コインランドリーに
来ることになった流れから、
イヤホンで聴いていた曲のことなど、
たわいもないことです。

 

雨が続く季節になると
乾燥機がほしくなるけど、
コインランドリーもたまにはいいかもな。

 

 


2020年12月23日 | Posted in 余談Lab, ひらめきのタネ, 造園家 鶴岡 達悦 | | No Comments » 

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