ほんとうはいい人なんです ー 田本あゆみ

 

「いろいろ指摘されるのって怖いわね」

と言われてガーンとなりました。

 

怖がらせるつもりはまったくないけど、
赤字やギモンは作者から
そうとられることがあるようです。
コミュニケーション術では

「ダメだし・アドバイスする」
「正論をはく」

はNGとされますが、
まさにそれをやっています。

 

母が書いている自費出版の「家族史」が
終盤に入りました。
わたしは夏から校正で手伝いをしています。

 

約200ページのものが4冊という長編で、
校正もガッツリ3校(本は修正を重ねて仕上げるが、その工程の3回目のゲラのこと。初校→再校(2校)→3校)まで。
長い、長すぎます。

 

編集や制作進行さんが
窓口になることが普通なので、
著者と直接やりとりをするのは
初めての体験でした。
普段は本作りのプロたちが相手だけど、
今回の相手は母なので
いつも通りとはいきませんでした
(担当の編集者さんはちゃんといます)。

 

母に向かって指摘をしたり
書かれた文章を受け止めることに、
いつもとはちょっと違う丁寧さが
必要になりました。

 

がんばって書いたものを守らなくては!
怖がらせないように伝えなければ!

という使命感が湧いてきました。

「しっかりみてくれてありがとう」

とたびたび言ってくれるので、
やる気もでるものです。

 

これからも多くの作者さんの文章や
制作物に関わっていきますが、
「こわくない、こわくない」
という念を送りながら
ダメだし&正論を
ぶつけてこうと思いました。
普段の仕事にも、母に接したくらいの
優しさと丁寧さがあってもいいなと
思いました。

 

前回のアンサー
永井さんがおっしゃっていた「映画化」、
気になります。
ぜび実現してほしいです。
書籍化でも!

 


2020年12月31日 | Posted in 余談Lab, ひらめきのタネ, 校正者 田本 あゆみ | | No Comments » 

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