ヨチヨチ ー 土屋裕一

 

 

12月15日、妻が女の子を出産しました。

 

こんなにも自分では
何もできない存在に出会うのは初めてで、
こんなにも自分では
何もできないのに何かをくれる存在を
他に知りません。

 

自分もこんなに小さかったのか。
自分もこんなに泣いたのか。
自分もこんなに抱っこしてもらったのか。
自分もこんなに愛されたのか。

 

何となくわかっていたこんなことを、
赤ちゃんと過ごす日々が
今はっきりと教えてくれています。
何にも代えられない「気づき」です。
やさしい気持ちが自然と湧いてきます。

 

生まれるまでにたくさんの本を読んで、
ママパパの先輩方にたくさんお話を聞いて、
インターネットでも
体験記をあんなに読んだのに、
いざ我が子に対面したときの
自分のできなさ加減にはあきれました。
「傾向と対策」が
これほどまで活かせないのも
初めての経験です。
つべこべ言わず、実践あるのみ。

 

こうやって親子で共に
成長していくんでしょうね。
僕の両親がきっとそうだったように。

 

とは言え、
痛いほど共感できた本もありました。
絵本作家・ヨシタケシンスケさんが
ご自身の体験を元に描いたイラストエッセイ
『ヨチヨチ父』です。

 

タイトルの通り、
最初はお父さんもヨチヨチなんですよ。
そんなヨチヨチな父さんには
まだ本を読む気持ちのゆとりがありません。
ホントまだまだ、ヨチヨチです。

 


「本屋写真館」web


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA