六次化にジャックされた日々 ー 山﨑悠貴

 

私の頭はポンコツなので、
執筆中の原稿内容に「思考」が左右される。

 

子どものごっこ遊びに近くて、
その世界に入り込んでしまう。
現実との境目がなくなることはないが、
現実がちょっと薄らいでぼやける。

 

ついさっきまで、
会社の六次化に関する記事を書いていた。
うんうんと唸った難産記事で、
頭が何かと「六次化」に侵されていた。

 

六次産業化(六次化)とは、
一次産業(生産)、二次産業(加工)、
三次産業(サービス業等)を
かけ合わせた経営の多角化をいう。

 

1次×2次×3次=6次 ではあるのだが、
きたもっくの六次化は、
ひとつのものが複数の用途を兼ねていて、
1×2×3=6になんて、全然収まらない。
広大無辺で宇宙的な広がりに、
半泣きで食らいついている。

 

六次化にジャックされた脳は、
一句ひねるかのように
詰まらぬことを考える。

 

<累乗的はちみつ>

はちみつをとる(1次)、
蜜蜂に蜜を集める傍ら受粉してもらい
キュウリをつくる(12次…?)

はちみつを絞るときに出る
副産物の蜜蓋をかき集める(13次?)

はちみつは瓶詰してラベルを貼る(2次)

集めた蜜蓋を、箱詰めして
説明書きを付ける(22次?)

はちみつで蜂蜜酒をつくる(23次??)

はちみつで万能だれをつくる(24次??)

はちみつを売る(3次)

蜜蝋キャンドルキットとして売る
(32次???)

蜜蝋キャンドルワークショップ開催
(33次????)

蜂蜜酒を売る(34次?????)

万能だれを売る(35次?????)

養蜂見学ツアー開催(36次?????!)

蜜蜂の受粉によって
美味しくできたキュウリをもらう(?)

 

果ては、産業とは関係のないものも…

 

<人間の思惑を外れた循環>

森のミズナラが実らせたドングリ(1次)、

森のリスが地面に埋める(2次)、

春に芽生えて森が広がる(3次)

 

自然に落ちる重力散布より、
人為的に埋めるより、
リスやカケスが本能で埋めたものが
一番発芽率がいいそうだ。
どうにも自然には敵わない。

 

難産記事を書き終えたので、
脳内六次化ブームは終わり、
次の原稿内容にジャックされるんだろう。

 

自分の思考すらままならず、
「自然(本能?)に従う生き方」を
突き進んでいる。

※自然に従う生き方…きたもっくの企業理念

 

リスが隠した、木の葉の下のドングリが春を待つ

 


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