珈琲迷子 ー 田本あゆみ

 

小学生のとき両親のカップからする
いい香りにそそられ口をつけると、
苦すぎて騙されたような気持ちに
なりました。
そこで姉と考えたのが
麦茶と牛乳を混ぜた「麦茶牛乳」。
コーヒーぶって大人気分になったものです。

 

それからは、砂糖たっぷりのカフェオレ、
バイト休憩の缶コーヒー、
勉強中のチェーン店のブレンドコーヒー、
喫茶店での煙草タイム、
ごちそうになったブルーマウンテンNo.1、
アルゼンチン料理屋のエスプレッソ、
山の頂上で味わうインスタントコーヒー、
仕事前のコンビニカップコーヒー  ———
いまでは毎日の一杯がかかせません。

 

……しかし、
美味しいコーヒーっていったいなに?

以前からふつふつとわいていた疑問が
無性に気になり、さっそく本屋さんで
コーヒーの本を買ってきました。
棚にずらっと並ぶなかから
読破できそうなものを2冊選びました。

 

 

コーヒーの味を決めるのは、
豆の産地(熱帯・亜熱帯の各地域!)、
品種(200種以上!)、
精製方法(主に5つ!)、
焙煎度合い(浅~深!)、
抽出方法
(器具・温度・分量など !!)だそう。
重要ポイント多すぎ !!
と知れば知るほど
着地点がモヤモヤして迷子状態 ……。

 

だけど諦めずぽつぽつ読んでいると
2冊とも同じメッセージを
発していることに気がつきました。
それはなにかというと、
「自分の基本の味を見つけること」。

 

友人が親父さんとやっている
コーヒー豆屋さんが隣町にあります。
住宅街にあり駅からは少し離れていますが、
途切れることなく
お客さんが入ってきます。
店名を冠した「あかねブレンド」は
香りが気持ちよくてリピートしています。

 

遠回りかもしれませんが、
お店で扱っている豆のうち
1種類を1か月かけて
飲んでみることにしました。
そんなに勤勉でないわたしですが、
1か月間おなじものを口にすれば
なにか発見があるかもしれません。
お店で扱っている豆は
20種類以上あるそうなので、
全種類を試すだけで2年近くかかります。

 

「基本の味」、
千里の道の一歩を踏み出しました。

 


2021年01月28日 | Posted in ひらめきのタネ, 校正者 田本 あゆみ | | No Comments » 

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