ライフスタイルを変える話し ー 石黒隆康

 

「リフォーム」と「リノベーション」と
似たような言葉がありますが、
違いをご存じでしょうか?

 

リフォームは、古くなった建物や設備、
内装などを元々の状態に直すことを
言うそうです。
壁紙を貼り替えたり、
お風呂や給湯器を交換したり、
そんな仕事でしょうか。

 

リノーベーションは、元々の状態から
更に価値を高める仕事を言うようです。
断熱の性能を上げるとか、
耐震性能を上げるとか、
住みやすく間取りを変えるとか……。

 

改めて、言葉の意味を見直すと、
私のような設計者に求められる仕事は
リフォームではなくて
リノベーションなのかもしれません。

 

でも、部屋が片付かないから
リノベーションをしたい……。
なんていう依頼もあるのですが、
きっと収納をたくさん作っても、
片付けられない人は
片付けられない……かも。

 

家の作りの問題ではなく、生活習慣、
ライフスタイルの問題なのかもしれません。

 

設計者としては、
住まい手がどんな生活をしたいのか、
リノベーション仕事の場合は特に、
今の生活がどのように
変化することを望んでいるのか……。
そこが、知りたいポイントかもしれません。

 

最近、リノベーションの依頼が
増えています。
コロナ禍により、
家で過ごす時間が多くなり、
暮らし方の「質」を見直す人が
増えているようです。

 

単純に

「Web会議が出来る部屋を作って下さい」

という事ではなくて、
在宅ワークのあり方を考えて、
家族とどんなつながり方が良いのか、
一歩踏み込んで考えてみると
良いのかもしれません。

 

写真は、リノベーション後のLDKですが、
元々寝室とクロゼットだった部屋です。

 

 

リノベーションによって、
明るい雰囲気を作ったり、
料理をしながら
家族と会話ができるようになったり……。
料理がし易いキッチンにしたり…と、

 

ライフスタイルが少し変化したかな?
と思っています。

 


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2021年02月22日 | Posted in 余談Lab, ひらめきのタネ, 建築家 石黒隆康 | | No Comments » 

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