積読 ー 土屋裕一

 

「つんどく」と読みます。
買ったけど読まずに
積まれている本のことです。

 

今では積読に関する本が出版されるほど、
本の楽しみ方のひとつとして
知られています。
どうやら江戸時代に
生まれた言葉のようです。

 

僕も積読を実践しています。
僕の場合、買うばかりで
読むのが追いつかない、
ただそれだけのことです。
ちっともえらくはありません。

 

本は見える場所に置くことが大切です。
とにかくまず、本を買うこと。
(図書館であれば借りること)
言い換えれば、読む機会を書います。
手に入れた本が近くにある間は、
それぞれの本が持っている気配や雰囲気が、
加湿器が放つ水蒸気のように空間に舞い、
人知れず生活のなかに漂う。
そんな気がするのです。

 

僕には尊敬する積読の師匠がいます。

 

 

堂々たるお姿。
インパクトのある写真ですよね。
古本屋があると聞けば日本全国を訪れ、
データのような日記を書く
WEB「古本屋ツアー・イン・ジャパン」の
小山力也さんです。

 

小山さんはお仕事と趣味を兼ねて
本を買われているので、
極端なケースではありますが、
この写真を見てしまうと
ちょっとくらいの積読はへっちゃらですよ。

 

最後に大切なことを言わせてください。
本は積むためのものではなく、
読むものです。
ただ、読まない読書が
あることも知っていると、
ちょっと気が楽です。

 

「本屋写真館」web


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