ピザ+ビール@芽吹きの森 ー 山﨑悠貴

 

蜂蜜屋と薪屋と本屋とストーブ屋で、
ギャラリーとカフェを兼ねていた
我が職場は、ゴールデンウィークから
「ピザ屋」も兼ねることになった。

 

 

ピザ屋の名は「キコリピッツァ」。
石窯で焼き上げるピザは、
粉も窯も薪もこだわる。
(トッピングやソースは言わずもがな、だ)
燃料となる薪も地場産、
自社製造の薪を使う。
(私たちの会社は木を伐る仕事「木こり」もやっている)

 

目の詰まったナラをメインに焚くと、
薪を焚く石窯の炉内は500度を超える。
ガスなんかじゃ太刀打ちできない高温で、
香ばしさとパリッ+モチっと
食感をつくりだす。
朝搾ったばかりの牛乳でつくる
モッツアレラとか。
地場産のトマトでつくる
真っ赤なソースとか。
モッツァレラつくるときに出る
ホエイでつくるラッシーとか、
栗と夏の山野草を使った
はちみつビールとか…
毎日そんな話を聞きかされて
日に日に掴まれていく胃袋よ…。

 

職場に本屋があることも
贅沢だと思っていたのに、
焼きたてピザとビールも揃ってしまった。

 

 

焚き火できる場所があって、
香りのいいコーヒーもあって、
テラスの先には本物の森が広がっている。

 

これ以上望むのは
贅沢ではないかと思うのに、
次なるあったらいいなを考えている。
人間の欲には上限がないらしい。

 


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