意志のかたまり ー 土屋裕一

 

12月に生まれた我が子の成長が
毎日の楽しみです。
最近は「嫌なこと」を
行動で教えてくれるようになりました。

 

テーブルの上に置いていた
メモ用紙をたぐりよせて
口に運んでもぐもぐ。
誤飲の危険があるので

「のどにつまらせちゃうからね」

と紙を取ると、途端にベソの口になり
「嫌だ嫌だ」と泣きわめきます。
僕と妻は顔を見合わせびっくり。

 

親「(何かしようとするけれど)それはダメだよ」

子「嫌だ嫌だ、やりたい」

この流れが初めてで成長を感じました。

 

おむつがぬれて気持ち悪くて泣く。
おなかがすいてミルクを飲みたくて泣く。
不快な気持ちを表現するのではなく、
自分の行動を禁止されてことに
泣いたのでした。

 

赤ちゃんははっきりと
「意志」を示してくれます。
「意思」よりも強く
行動に移す「意志」です。

 

僕は小さいころ、
群馬で一番のグズだったと、
親戚が集まるとそんな話で盛り上がります。
保育園にも小学校にも行きたがらず、
でかけた先ではただひたすら
泣きわめいていたのだとか。
どこへ連れて行っても
泣き声で居場所がわかったという逸話も。

 

親になってみると、あのころのは
人一倍意志が強かったのかなと思いつつ、
その辺はあんまり似なくてもいいからね、
と願うのでした。

 

でも、意志を示すことは
大切だとあらためて感じる日々です。
小さな我が子から学ぶことは多いです。

 

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