スケートボックス ー 鶴岡達悦

 

約100年前、アメリカ西海岸に、
通りに置かれた7000以上のベンチによって
栄えた街があったことを数年前、
ネットの記事で知りました。

 

リンクを貼るので詳細は省きますが、
ベンチを起点として
コミュニケーションが生まれ、広がり、
人を呼ぶ力まで生まれました。

https://note.com/masakimosaki/n/n0bb98b9c0070

 

ぼくは早速まねして
家の前に設置することにしました。

 

しかし、ただベンチを置くのではなく、
スケボーでも遊べる
座るのにちょうどいい箱を
作ることにしました。

 

スケボーは大学受験を機に
すっかり遠ざかっていましたが、
スケートカルチャーへの憧れは
燻り続けていて、
ベンチへのこれまた憧れが燃料になり、
作る気になりました。

 

角にはアルミのアングルを取り付け、
スケボーが当たるところの摩耗に耐える
仕様になっています。

 

 

何度か塗り直し風雪にさらされた結果、
現在はだいぶやれていますが、
当初は赤、黄、青、黒の塗料を
直線でセパレートして塗装しました。

 

コミュニケーションが
生まれることを期待して
設置しましたが、
駅前の広場とかならまだしも、
なんでもない住宅街に
置かれたボックスは、
ぼくがスケボーで使う以外
ほとんど使われることはありませんでした。

 

それでもたまにはお役に立てている
シーンに出会うことはできました。

 

隣のおばさんが家の前に車を横づけして、
荷物を一旦置く台として使われたり、
近所の子供たちがボックスに座って
DSやらスイッチをやってる光景を
見ることができました。
あれは嬉しかったな。

 

うちにあった着なくなった服や、
植木の苗、メダカの稚魚などの
ご自由にお持ちくださいコーナーを
ボックス上でやったこともありました。
結構売れたんですよ。ただですが。

 

思い返すとなんだかんだ
地味に成果を上げていますね。
それでも一番大きかった影響は
スケボーが思いのほか
やる気になったことです。

 

前々回のコラムで書いた
サーフィンもそうですが、
大人になってから
再び始める人が結構いて、
そこから生まれる
新たな出会いは嬉しいものです。

 

ちびっ子に教えをこいながら
今では日々生傷が絶えません。
今日こそあの技メイクしたいな~。

 

 


2021年08月06日 | Posted in 余談Lab, ひらめきのタネ, 造園家 鶴岡 達悦 | | No Comments » 

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