はちみつソフト日和 ー 山﨑悠貴

 

梅雨が明けて、快晴の朝。
立派な角のカブトムシが
キコリピッツァのテラス席に
何匹もくっついていた。
伐採や製材の際に出たおが粉に
仕込んでおいたのが、
成虫になったらしい。

 

降るように声を響かせていた
エゾハルゼミはいなくなり、
カッコウの声も間遠になった。
木陰はいよいよ濃くなって、
季節が盛夏に進んだことを知る。

 

アブが多いことを除けば、
涼しいし、湿度も低いし、
避暑地として申し分ない北軽井沢。
クーラー不要で快適この上ない。

 

かき氷は寒すぎて(!)売れないが、
酪農盛んな地場産業も手伝って、
ソフトクリームはよく売れる。
さらに、ここでしか
食べることのできないものだとしたら…。

 

 

自社の生はちみつ「百蜜」で、
はちみつソフトクリームを作った。
何種類もの中から選んだのは、
地元北軽井沢で採蜜した、
野バラとアカシアの蜜。

 

クリームに仕込むだけでなく
「追い蜜」する。
キラキラと光る生はちみつが
冷たいソフトクリームの上を
ゆっくりと垂れていく。

 

この夏、北軽井沢に来ることがあれば、
是非食べに来てほしい。
広がる牧草地、森の緑陰、
野バラの茂みを飛び交った蜜蜂。
そんな景色が浮かぶ、
絶品ソフトができました。

 


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