保留フォルダーの話 ー したたむ(哲子)
ある日、相方に
今度の「ひらめきのタネ」への書き込みを
こんなテーマで書こうと思うんだよね、
と聞いてもらった時の話。
私 「わかりにくいものって、早合点してわかった気になってたり、わからないから諦めたり、はなからわかりやすい答えだけ求めたりしがちだけど、とりあえずわからないまま自分の中の保留フォルダーに入れておいた方がいいかなって話」
相方 「うん」
私 「その時に腑に落ちなくても、しばらく熟成させてるうちに、あっ、そういうことか!とかっていうこともあるでしょ。わかりにくいものの中に本当の答えがあるかもしれないし。なんでもわかりやすいものがいいってわけじゃないよね」
相方 「うんうん」
私 「わからないものをわからないままにしばらく発酵させると言うか。難しい事を最初から排除しないというか。これで一発解決! みたいな答えに飛びつかないというか」
相方 「ふんふん」
私 「どう思う?」
相方 「それって当たり前じゃない?」
そうでした、
彼はすでに熟考の人でした。
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