おかげさまで ー 中村まや

 

猟師として一人前になりたい!

と7年勤めたグルメメディアでの
編集者の職を絶ち、師匠に弟子入りして
鹿の解体所で働いた2020年。

 

そして、猟期は主に北海道で鹿を獲ち、
それ以外は東京で食にまつわるイベントや
コンサルをしたり、
複業がようやく形になってきた2021年。
やりたいことが
着実に現実になっていく日々の中で、
たくさんの人に支えられ、
「おかげさまで」と言うことが増えた。

 

この「おかげ」とは本来、ご先祖様や
亡くなった人のことなどを示すらしい。
いままで、今は亡き人を意識して
感謝するタイミングなんて、お墓参りとか
仏壇にお線香をあげる時くらいしか
なかったけれど、
「おかげさまで」を日常的に言っている今、
後ろで支えてくれている
「陰」の存在を身近に感じている。

 

今年は、姉妹のように
接してくれていた従妹や
尊敬している猟師さんが亡くなるなど、
心に負担がかかる死に直面した。
私の心に大切なことを
残してくれた彼らに、
日常的に感謝することができる気がして
「おかげさまで」を
最近多用しているのだと思う。

 

猟ではヒグマの親子に遭遇したり、
鹿に蹴とばされたり、
ちょっとヒヤッとしたこともあった。
猟師をしていると
命についてよく考えるし、
生かされているなぁと多々感じる。

 

2022年、おかげさまで、猟師5年目に突入。

 


mayamon78 Instagram


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