今、役立っている、幼い頃のあの遊びー髙羽千佳

 

幼い頃、夢中になった折り紙遊び。

今でも紙を手にすれば、
指先が自然と記憶をたどり、
懐かしい形をよみがえらせることができる。

海外を列車で旅していた時、
前に座った女の子に
メモ帳を破って折ったカメラを差し出すと、
キラキラした目で受け取ってくれた。
そういえば、折り紙は海外でも
“Origami”で通じるのだ。

日常でも折り紙は役に立つ。
例えば、裏紙で折った箱。

机の上に置いておくと、
ミカンやら枝豆やらの皮を入れたくなる。
調理中は、野菜の皮をどんどん入れて
そのまま捨てられるから便利だし、
特にキャンプや BBQの調理時に、
サッとその場で作ると
株が上がる…かもしれない。

「たためる&展開できる」、
「素材や折り方の選択によって軽くも強くもなる」
という折り紙の特性は、
「折り紙工学」として、もはや
さまざまな分野で応用されている。

たたんだ布を指でつまむと
立体的なドレスが現れる
ISSEI MIYAKEの“折り紙服”、

コンパクトに折りたためる
ダンボール製の防災帽子、

建築物の工期短縮が期待できる
折りたたみ工法、

夢が広がる折りたたみロボット、

人工衛星の折りたたみ太陽パネル。

なんと日常から宇宙まで!
ビバ折り紙!
たかが折り紙、されど折り紙…
なのである。

ほかにも子どもの頃の遊びで
活用できることはないものか。
うーむ…。
思いをめぐらせてはみたものの、
残念ながらそこまでの展開力は
私にはないらしい。

 


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